MY CART

現在、EDIT LIFE TOKYOで開催中の『香菜子と春美の〈楽食住〉』展に先駆けて、2人の生活についてお話をうかがいました。ふたりが愛用する日用品は、会期期間中、「EDIT LIFE TOKYO」で購入できますので、ぜひ遊びにいらしてください。

 

tit-harumi00

生活の中で料理の仕込みをしている時が一番楽しいという福田さん。部屋のインテリアを拝見すると、料理道具が飾るように配置されていて、来客者でも何がどこにあるのかがひと目で分かるのですが、きちんと整頓されていて居心地の良さを与えてくれます。

「パリに住みだした時に“雑然としているのに空気感がある”というテイストを覚えて、今のスタイルに落ち着きました。モノが多いので、色調を合わせて全体で統一感のある雰囲気にしています。見た目だけでなく、作業がしやすいようにモノの配置を工夫し、自分にとっての居心地の良い空間作りをしています」

では、福田さんにとって、モノを選ぶポイントは何なのでしょうか?

「まず、心地よいラインや質感があることがポイントですね。そして、それを家に置いた時の景色を想像して買うようにしています。また、気に入って購入したものは、長く使えるようにある程度お手入れをして付き合っていく。例えば、カゴやカッティングボード、ボウルなどは定期的に熱湯をかけて消毒しています。手間をかけることで愛着が湧き、自分の道具になっていくんですよね」

 

tit-harumi01

01|ターク社のフライパン

ターク社のフライパン(左)は、1857年の創業当時からずっと、一枚の鉄板をハンマーでたたいて仕上げるクラシックな製法で作り続けられているもの。「まさに逸品です。使えば使うほど、油なじみがよくなり、使いやすくなるんですよね。熱伝導が良いので表面はカリッと程よく焦げ目が付いて、中には均等に火が通るので、食材の旨味を中に封じ込めてくれる。本格的な肉料理やパエリアなどにおすすめですが、私はパンケーキなんかも、これで調理しています。焦げやすさ、錆のことなど、鉄の特性を懸念する人も多いけれど、性質を理解すればとても使いやすく、使い込むほどに愛着の湧く道具になっていくんですよね。使う前に焼き慣らしを行って、食材を載せる前にフライパンを十分に温めるのがコツ。調理のときは、中火から弱火がおすすめ。丁度良い焦げ目がつくし、ちゃんと中まで火が通るんですよね。調理後、すぐに洗ってキッチンペーパーにオイルをふくませてサッと拭くと、酸化して錆がつくのを防げます」。(福田春美)

02|オリーブの樹のカッティングボード

スペイン、アンダルシア地方のオリーブの樹を使った、エル・アルテ・デル・オリヴォのカッティングボード(中央左)。「自然の樹の曲線や木目をそのまま活かしているので、二つと同じ形のものがないんですよね。ハンドルつきのものは料理をのせてそのまま出してもサマになるからとても重宝しています。手入れ方法も簡単で、使い終わったら熱湯をかけるだけ。永く使い続けたいので、1週間に一度は熱湯消毒をして干しています」。(福田春美)

03|AND THE FRIETのオイル

広尾にあるフレンチフライ専門店AND THE FRIETのオイル(中央右)。「パッケージのイラストは、オランダ人のAnje Jagerさんによるもの。かわいくて一目惚れしちゃったんですよね。キッチンをおしゃれに演出してくれます。また、オイル自体にもこだわりが込められていて、パーム油、米油、ピーナッツオイルなどの天然植物油を独自にブレンドした、低カロリーでヘルシーなオイル。食材を熱するときのオイルとしても使っていますが、おすすめはフリット(揚げ物)。油のしつこさがなく、カリッとおいしくきれいに揚がるのが嬉しいんです。私は、ジャガイモやサツマイモをよく揚げています」。(福田春美)

04|角田淳さんの、白い器

シンプルでぬくもりのある雰囲気が魅力の、角田淳さんの陶器(右)。「この風合いのある白が大好きなんですよね。プロダクトとして本当に美しいデザインだし、丈夫で長く使えるのも気にいっているポイント。この醤油さしは名品と呼ばれていて、醤油の切れが良くて一滴もこぼれないんです。角田さんの食器は、もう7、8年、愛用しています」。(福田春美)

 

01|使い勝手のよいトタンバケツ

ネパール製のトタンバケツ(左,中央左)。「暮らしの道具を扱う松野屋が好きで、このバケツは、大小サイズ違いで購入しました。少量の水でささっと掃除をするときは小さいものを使用。見た目もかわいいので、大きい方はワインクーラーとしても使っています。」(福田春美)

02|ストラップ付きの雑巾

バケツに掛けてあるプエブコの雑巾(中央左)。「雑巾なのに、ストラップがついているのが嬉しいんですよね。バケツに掛けていても視覚的にストレスにならないデザインと、洗っても洗っても頑丈なのが魅力です。拭き掃除のほか、ストーブなどの重いものを持ったり、容器などの硬い蓋を開けるのに使用しています」(福田春美)

03|「a day」のオールパーパスクリーナー

福田さんが手がけるホームケア&フレグランスブランド「a day」のオールパーパスクリーナー(中央右)。日々の掃除が気持ちよくできる住まい用オールパーパスクリーナーは、1本で、キッチン、洗面所、床などのホコリや油よごれを落とせるアイテム。「汚れをちゃんと落とすこと、そして安全であること、この2点にこだわって作りました。一回拭きでキレイを叶えてくれるはずですよ。また、どこに置いても心地よいパッケージデザインを目指しました」。香菜子さんも愛用していて、トイレに1本、お風呂に1本置いているそうです。(福田春美)

04|簡単掃除に活躍するほうき

タイ製のほうき(右)。「掃除機を出すまでではないちょっとしたお掃除のときに、気軽にささっと掃除をするときに使っています。先が細くて柔らかいため家具を傷つけないし、洋服や棚などのホコリを払う、ハタキのような使い方もしています」(福田春美)


 

tit-kanako00

家族や気心の知れた友人と、おいしいものを食べる時間が生活の中で一番楽しいという香菜子さん。みんなが心地よく食事やお茶を楽しめるように、インテリアはいつも良い状態に保つように心がけているそうです。

「『散らかったままにしない』、「出しっ放しにしない」、をルールにしています。片付いていない状態が視界に入ると『あ、やらなきゃ』って思って落ち着かないんですよね。モノを増やしすぎず、空間のどこかに余裕をもたせる。それが、私が好きなシンプルで居心地の良い空間です」

では、香菜子さんにとって、モノを選ぶポイントは何なのでしょうか?

「かわいいというよりは、かっこいいものが好きです。業務用の、シンプルで美しく、使い勝手がいいモノに惹かれます。モノを選ぶ時に大切にしているのは、『ずっと使えるか』『本当に気に入っているか』『間に合わせではないか』。この3点をいつも確認しながら買い物をしています。自分も家族もですが、本当に好きなモノに囲まれて生活していると、大切に使ったり、美しく並べたいから、自然と片付けも楽しくなるんですよね」

 

01|理化学系のシャーレとビーカー

ガラス製のシャーレ&ビーカー(左)。「理化学系のモノが好きなんですよね。それを生活の道具として取り入れるのが楽しいんです。意外な使用法を考えるのも楽しくて、シャーレは『そうだ、薬味入れにしよう』と思いついて、すぐに購入しました。大きなビーカーは、なんといってもシンプルで美しい。写真のようにハーヴの葉を活けてキッチンに置いて料理に使ったり、単純に季節の花を飾ったりして、楽しんでいます」(香奈子)

02|長く使える、シルバーのトレイ

香菜子さんが、大小で揃えているシルバーのトレイ(中央)。「普段、モノを買う時には『いろんな用途に使えるか』もポイントにしています。このトレイは、『ただ運ぶ』というだけでなくて、例えば一人分の食事を出せるとか、ほかにもいろんなイメージが湧いたんですよね。使いつづけることで、風合いが出てくるところもすごく気に入っています」。(香奈子)

03|リネンのキッチンクロス

香菜子さんが愛用する、「fog」のリネンキッチンクロス(右)。リネン素材はすばやく汗や水分を吸収、発散させる特性を持ち、天然素材の中で最も汚れが落ちやすく、洗濯に強いといわれています。「このキッチンクロスは、大判なところと色味が気に入っています。キッチンクロス以外の用途としても便利で、見た目がかわいいから、ランチョンマットとしても使っています」。(香奈子)

 

香菜子さんは、ご自身でもライフスタイルのブランドを手掛けています。それが、「LOTA PRODUCT」。「ロタのアイテムは、暮らしがちょっと楽になるとか、気持ちが少し楽になるとか、生活の知恵に気づくきっかけになればいいな、と思って作っています。母親になってから気づいた“こんなものがあったらいいな”を形にしています」

01|そっと背中を押してくれるポスター

「FONTI DISEGNATE HANNO ACQUA PIU DOLCE.」のポスター。「このポスターには、イタリア語で『よく使う井戸は水がうまい』と書かれています。つねに動いている状態の方がいいことがあるかもね?というような意味を込めました」。(香奈子)

02|自分らしく生きる人に贈りたいポスター

「go with your mind」のポスター。「『流れに乗れば大丈夫』、という意味の言葉が書いてあります。気楽にいこうよ、という思いを込めて」(香奈子)

03|丁寧な生活を送るためのマインドバッジ

「walk/simple/Let’s share/balance」と書かれた缶バッジ。「この缶バッジは、色見本を見ながら、フランスを感じる色やデザインに落とし込みました。美意識が高く、美しいもの、美味しいものに対する妥協がない。そして無理はしないフランスの国民性が好きなんです。ここに記した文字は、生活をしていく中で大事だなと思うことを選びました。“走るよりもゆっくり歩くことの方が大事”。“シンプルに生きたい”。“いいことは、みんなに知らせたい”。“人生はバランスがとれているほうが良い”」。(香奈子)


 

丁寧な生活を送る、ふたりのモノとの付き合い方のお話、いかがでしたか?
1月17日の『香菜子と春美の〈楽食住〉』展のオープニングでは、福田さんと香菜子さんのトークショーを開催しますので、みなさん、ぜひ遊びにいらしてください。

PHOTO:SEKI MEGUMI
TEXT:AMANO MAYUMI

会期:2015年1月17日(土)〜 2015年4月17日(金)
OPEN:11:00 CLOSE:20:00
会場:EDIT LIFE TOKYO
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-27-6
Tel: 03-5413-3841

OPENING PARTY
1月17日(土) 18:00〜21:00
参加費:無料
*ケータリングチームSpreadの向井裕美子さんによるケータリングフードあり。どなたでもご参加いただけます。

福田春美
セレク卜ショップのバイヤー、プレスを経て、アパレル企業のクリ工イティブディレクターを歴任。現在、EDIT LIFEディレクターの他、World のライフスタイル・ストア「Corte Largo」のストア&クリエイティブディレクションを担当。また愛媛のデリカテッセンなどのストアディレクション、香りとホームケアブランド「a day」の立ち上げ等を手掛けている。

香菜子
デザイナー・イラストレーター・モデルとして活躍中。母の立場から「こんなものが欲しい」を形にしたブランド「LOTA PRODUCT」も手がける。著書の『日用品のアイディアBOOK』(マイナビ)、『香菜子Life~たのしいことを見つける暮らし~』(ワニブック ス)、『普段着BOOK』(主婦と生活社)も話題。

EDIT LIFE NEWS

メールサンプル

EDIT LIFE のイベント参加先行予約やおすすめの商品情報を
週に1回程度、メールで配信しています。
購読をご希望の方はこちらから登録をお願いいたします。

お名前

メールアドレス