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新連載「最高においしいものを探して」は、EDIT LIFEのスタッフが最高においしいと感じて仕入れを決定したもの、大切な人への手みやげとして贈っているもの、また、仕入れとは関係ないけれどその味に惚れ込んだものをお伝えしていきます。
ルールはひとつ。最高においしいこと。


人気テレビ番組でも紹介された、ビールと相性抜群のナッツ。

記念すべき第一回でご紹介するのは、中目黒にあるナッツ専門店「Groovy Nuts」の「ベーコンスモークドナッツ」。私たちが「Groovy Nuts」のナッツを扱わせていただくきっかけになったのは、「ベーコンスモークドナッツ」を食べたEDIT LIFEのプロデューサーが、そのおいしさに感動したことでした。このナッツは、サクラのウッドチップを中心にスコットランド産のピート(泥炭)を加えてベーコンと一緒にじっくりスモークしたもの。テレビや雑誌にも取り上げられ、テレビ番組『マツコの知らない世界』で、マツコ・デラックスさんが「やっばい! 家に持って帰ったらバカみたいにビール飲むわ(笑)」と絶賛したことでも話題になりました。

EDIT LIFEでは昨冬から「Groovy Nuts」のフレーバーナッツ3種を扱わせていただいていますが、「一度食べたら忘れられない」「取引先への手土産として持っていきたい」などと、嬉しい声をたくさんいただいています。そんなナッツの魅力にもっと触れたくて、中目黒の「Groovy Nuts」にお邪魔しました。

栄養価の高いナッツは、天然のマルチサプリメント。

「Groovy Nuts」のオープンは2014年の8月。「毎日、ひと握りのナッツを」をコンセプトに、オメガ3や食物繊維、ミネラル成分が豊富に含まれたナッツを取り入れることで、ヘルシーな毎日を過ごしてほしいという想いから生まれたお店です。天然のマルチサプリメントといわれるほど栄養価が高く、手軽に食べられるのがナッツの魅力。店内には、オーナーの佐川一郎さんが世界各地からこだわりを持ってセレクトした約30種類のナッツがずらり。これらはすべて、100gあたり¥580の量り売りスタイルで販売されています。

ベーコンの香りのナッツは、佐川さんの趣味が高じて完成した。

「Groovy Nuts」の構想を練り始めた頃から佐川さんが考えていたのが、「ベーコンスモークドナッツ」「ローストハニーナッツ」「カカオナッツ」をはじめとするフレーバーナッツの開発です。中でも定番の組み合わせではないキラーチューンを作りたいと思って開発されたのが「ベーコンスモークドナッツ」です。

佐川さん:店を開く以前から、山中湖のキャンプ場に行って、趣味でベーコンの薫製作りをしていました。作業としては3Kgも10Kgもそれほど変わらないので、毎回10Kgを作ってSNSで欲しい人を募集して、希望者に送っていたんです。自分が楽しいのと、みんなが喜んでくれるからやっていただけなんですけどね。フレーバーナッツを考えているときに、ベーコンを燻している中にアルミホイルで作った皿を入れてナッツを一緒に燻製してみました。そしたら燻製の香りと風味がナッツにしっかりついて、想像以上においしく仕上がったんです。最初からおいしくできたので、これはいけるなと思って改良を加えました。現在は、さくらのチップとウォールナット、ピート(炭泥)で燻しています。

EDIT LIFEでも「ベーコンスモークドナッツ」はビールがとまらなくなると評判の人気商品。ベーコンの香ばしさがくるみ、アーモンド、カシューナッツ、マカデミアナッツ、それぞれの魅力とミックスして、お酒のおつまみとして最高の一品です。またスコットランド産のピートを使用しているので、スコッチとも相性が良いのも魅力です。

カフェタイムの定番人気、ローストハニーナッツ。

「フレーバーナッツづくりでは、複雑なことは何もやっていないんです。僕はただおいしいナッツに合う素材をセレクトして、組み合わせているだけ」と佐川さんは話します。たとえばもうひとつの定番人気ナッツ「ローストハニーナッツ」に使われているのは、九州と山口県、広島県のみで採取される百花蜂蜜。多くの国産蜂蜜を試したうえで、福岡県の鹿野養蜂園が手がけるまろやかな風味の百花蜂蜜をセレクトしたそうです。

お酒好きの方には「ベーコンスモークドナッツ」が好評ですが、「ローストハニーナッツ」は女性へのギフトやコーヒータイムのお供として選ばれています。

ワインと相性の良い、カカオテイストのナッツ。

カカオナッツ」には、オーガニック専門のチョコレートメーカー・KAOKA ECUDORのカカオ分70%のチョコレートを中心にブレンドしたチョコを使用。甘みよりも先にカカオの濃い風味がしっかり感じられる、男性にもファンの多いナッツが完成しました。

バレンタインデーなどに男性に贈るのもおすすめですし、ワインと合わせるとさらにリッチなフレーバーになるので、ホームパーティの手土産としても喜ばれるナッツです。

トリュフの香りが広がる、リッチなフレーバーナッツ。

続いて、フランス・ブルターニュの名品「ゲランドの塩」に、南仏産の香り高いペリゴールトリュフをブレンドした逸品が「トリュフナッツ」。各地からトリュフ塩とトリュフオイルを取り寄せて、試作品を作りながら一番良い組み合わせを選んだというだけあって、袋を開けただけでトリュフの香りが広がり、口の中にいれると芳醇な味わいが堪能できます。

お酒のおつみまみとして、ホームパーティの差し入れとして、重宝するナッツです。

フレーバーナッツを作るにあたって佐川さんは、甘いナッツを2種類、しょっぱいナッツを2種類作ろうと決めていたそうです。最初からたくさんの種類を考案するのではなく、ひとつひとつの味をしっかりと考えて、長く愛されるナッツを作ろうとしていることが伝わってきました。また、キラーチューンとなるアイテムを企画するときに、ご自身の経験の中から好きなこと、得意なことから発想を得ていることも、人気商品に繋がった理由なのだと感じました。そのうえで素材選定にこだわり、「一番おいしい」と自信を持って発売されたのが、今回ご紹介した4種類のフレーバーナッツ。お話を聞いて、おいしいはずだな、と納得しました。

コンセプトは、「毎日、ひと握りのナッツを」

人気のフレーバーナッツを食べてみて、ナッツの魅力をさらに知りたいと思ったら、ぜひ、中目黒にある「Groovy Nuts」のショップにも足を運んでみてください。店内に並ぶ約30種類のナッツは、すべて、佐川さんが世界各地から厳選したこだわりのものばかり。

「Groovy Nutsには、牛肉でいうA5ランクレベルのハイグレードなナッツが揃っていると自負しています」と話す佐川さん。ナッツの市場は非常に閉鎖的で、販売のための取引ができるようになるまでには相当の苦労があったそうです。

佐川さん:ナッツ専門店をオープンさせようと思い立って、ナッツの問屋さんにあたってみたんですが、初めのうちはほとんどが全く相手にしてくれませんでしたね(笑)。自分なりに必死にリサーチをして、実際に産地に足を運んだり、会話を重ねて信頼関係を築いたうえでようやくグレードの高いナッツを仕入れることができるようになりました。例えばビタミンEが豊富なオーストラリア産のノンパレル種のアーモンドもそのひとつ。このアーモンドの農園に行ったら桜のような花が満開に咲いていました。その光景も素晴らしいんですよ。実際に産地を訪れて、ナッツがどのような環境で作られているのかを確かめることも大切なんですよね。そういう過程を経て、いまではナッツの流通を行うキーパーソンの方にもよくしていただいています。その方と一緒に産地をまわることで、より深い経験ができたり素晴らしい出会いがあって、そのおかげでさらに上質なナッツを仕入れることができるようになりました。その出会いには本当に感謝しています。

ナッツ専門店は「誰もやっていない新しいこと」。

そもそもなぜナッツ専門店を始めようと思ったのか。そんな問いに佐川さんは「自分の資金で、誰もやっていない新しいことにチャレンジしてみたかったから」だと答えてくれました。佐川さんがナッツ専門店をオープンさせようと決めた大きなきっかけのひとつは、2020年の東京オリンピック開催が決まったこと。スポーツがより身近になるこれからの時代に、栄養補給で取り入れるならケミカルなサプリメントではなく、古くから食べられてきた栄養価のある木の実がきっとフューチャーされるだろうという確信を抱いたそうです。その確信の通り、今やメディアではナッツの効能が大きく取り上げられていますが、オープン時にはこれほどたくさんの種類のナッツを扱っている路面店(しかも、こんなにおしゃれなテイストで!)はほとんどなく、まさに「誰もやっていない新しいこと」だったんです。

好みのナッツを好きなだけ。専門店ならではの品揃え。

お伺いした当日は、ナッツの代表格・アーモンドだけでもアメリカ、スペイン、オーストラリアのものが揃っていました。同じ種類のナッツでも、産地や生・ロースト、加塩・無塩など加工方法の違いでナッツを選べるのは専門店ならではの醍醐味。産地や加工方法の違いで同じナッツを食べ比べてみたり、お好みのナッツを組み合わせて自分だけのミックスナッツを作ったりと、楽しみ方の幅は広がります。

佐川さんにおすすめのナッツを聞いてみると、信濃くるみ、鬼くるみ、姫くるみなどの、国産のくるみを挙げてくれました。通常はほとんど市場に出回ることのない希少なくるみです。

佐川さん:これらは日本一のくるみの里だと言われている長野の東御(とうみ)市でつくられているくるみなんですが、一般に流通するほど大量に生産されているわけではないから、現地に行かないとなかなか手に入らない貴重なくるみです。世界で栽培されているくるみのオリジンはペルシャだと言われていて、東回りでシルクロードを通って弥生時代から平安時代に信濃に入ってきたくるみと、西回りでヨーロッパ、アメリカを通って江戸時代から明治時代に入ってきたくるみが、約1000年のときを経て掛け合わさったのが信濃くるみです。鬼くるみと姫くるみは、もともと日本に自生する野生種で、和くるみと呼ばれています。ナッツ界でも和くるみは貴重な存在なので、これだけの量が揃うのはここだけかもしれませんね。

くるみはアンチエイジングや免疫力アップにつながるといわれるオメガ3脂肪酸を含むだけでなく、睡眠の質を高めてくれるため安眠ナッツとも呼ばれています。その中でも信濃くるみは、手で割れるくらい薄い殻と大きく立派な実、濃厚な味が特徴です。鬼くるみと姫くるみも風味が良くて味にコクがあるのが特徴ですが、殻がとても硬いので、「Groovy Nuts」でナッツクラッカーを借りて、実際に割る工程も楽しんでみてください。このほかにも、様々な栄養素を含んでいるため、佐川さんが「1日1粒、『ドラゴンボール』の『仙豆』のようなイメージで食べて欲しい」と語るブラジルナッツや、ローストして甘みを引き出したインド産のカシューナッツなどもおすすめだそうです。

佐川さん:2020年の東京オリンピックに向けて、手軽に栄養補給できるナッツは今後ますます注目されるはず。目下の夢は、メダリストにうちのナッツを食べてもらうことですね。

ケミカルなものではなく、天然のものを食して身体をケアする。今の時代にあったトレンドを作っているのが「Groovy Nuts」です。しかしその道のりは、決して容易ではなかったことが、お話を伺ってわかりました。一般的には開かれていない流通経路に熱意を持って飛び込み、ナッツの流通を行うキーパーソンの信頼を得て、現地の生産者とも交流をはかる。そうすることで初めて、本当にいいナッツと出会い、その背景にあるストーリーまで伝えることができるのだと感じました。

食物繊維が豊富に含まれていることから腸内環境を整え、健康面だけでなく美容面にも効果を発揮するナッツ。「Groovy Nuts」では、求める効果に合わせたナッツを紹介してくれるので、スタッフに相談しながら選んでみるのも面白いと思います。4月8日には「Groovy Nuts」の鎌倉店もオープンしたばかり。しかも鎌倉店限定のフレーバーナッツ、鎌倉バーニャカウダもリリースされました。こちらは鎌倉沖のイワシをアンチョビにしたフレーバーナッツで、その土地ゆかりの素材を使っている点も佐川さんのこだわりです。鎌倉散歩の際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

INFORMATION
Groovy Nuts 中目黒店
住所:東京都目黒区東山1-1-5 東山ATビル102
TEL:03-6451-2293
営業時間:11:00〜20:00 無休
http://groovynuts.jp/

Groovy Nuts 鎌倉店
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下1-12-5 M’s Ark KAMAKURA 1F1号室
TEL:0467-38-8506
営業時間:11:00〜18:00 無休


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